生肉・ローフード
生食・ローフードは、過熱せずに生のまま与えるドックフードとなります。
昔は人間の残飯である肉や野菜のかけらなどをよくエサとして与えられていました。しかし、だからと言って病気がちでもなく元気で長生きな犬もたくさんいました。
さらに、最近の愛犬はアレルギーや皮膚病、ガン等の病気が多く見受けられていますが、これも粗悪な原料や添加物が含んだ食生活が1つの要因だとされています。
したがってペット社会の中でも、最近は食の見直しや体に良いエサを考えるようになり、野生肉食動物であるオオカミを祖先にもつ犬が本来口にしてきた生食・ローフードが注目されています。
生肉・ローフードのメリット
通常、食物に含まれる酵素、ビタミン、ミネラルは加熱による影響が大きいですが、生食・ローフードはできるだけ過熱をしないドックフードえあるため、食物に含まれるビタミン、ミネラル、酵素をそのまま吸収することができます。
また酵素は、タンパク質、資質、炭水化物などの栄養素を分解して代謝を活性化する働きがあるので、消化吸収がよくなり消化器官の負担を軽減してくれます。
動物にとっては生食が一番消化効率が良く、短時間でエネルギーを吸収することができます。
しかし、一般に市販されているドッグフードであるドライフードなどは、胃に入ってから消化されるまでの時間が長く、消化・吸収されるまで約半日かかってしまい体に負担がかかってしまいます。
野生の狼などが生の肉を食するように、生食・ローフードは犬にとってもっとも適した食生活と言えるでしょう。
生肉・ローフードのデメリット
生食・ローフードはドライフード等の市販のドッグフードよりも値段が高くなるので経済的負担は大きくなってしまいます。
また、犬種、年齢などによって栄養素バランスを考慮して与える必要がありますが、最近は栄養バランスを考えられて作られた生食・ローフードもネットや通販で手軽に入手できます。
また、加熱殺菌されていないため、衛生管理や寄生虫などを心配する飼い主さんもいらっしゃいますが、品質管理を徹底している生食・ローフードのドッグフードもたくさんあります。
さらに、ドライフードを長年与え続けてきた愛犬の胃腸はドライフードを消化させる作りになってしまっているので、ローフードを途中から与える場合は時間をかけて徐々に変えていく必要があります。
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