ドックフードの原材料
ドックフードは、ペットショップだけでなく現在ではネットや通販等でも手軽に購入できる分、商品の数が多くどれが良いのか迷ってしまいます。
ドックフードに使用されている原材料は、沢山ありますが中には愛犬にとって適切でないモノが含まれているドックフードもたくさんあります。
原材料を確認するうえでのポイントとしては、調理前の重量順に原材料を記載するよう規定されているので、一番最初に記載されている原料が主成分となります。
次に、ドックフードを選ぶ際に知っておきたい原材料についての情報を紹介します。
安価なドックフードに記載されている肉類は要注意
日本で売られているドックフードのほとんどがアメリカ製品です。
アメリカではペットフードに含まれる畜産副産物は法に基づいて処理していれば、病死した家畜や犬猫などの動物でも利用して良い事となっています。
したがって、安価なドックフードでは病死した動物などが肉骨粉として原材料に含まれている事が多いです。
ミートミールなど肉類が「○○ミール」と表示されていたり「○肉副産物」と成分表記されているドッグフードは要注意です。
また、品質の高い原材料を使用しているドッグフードを与えたい飼い主さんは、明らかに価格が安い商品は避けたほうが良いでしょう。
こういった粗悪な肉類を使用しているドッグフードが多いため、肉類を一切使用しないベジタリアンドックフードを好んで与えている飼い主もたくさんいらっしゃいます。
安価で加工が簡単な穀物
安価なドッグフードは、コストが安く加工が簡単なので穀類が多く含まれています。
犬の腸は短く、穀物を消化するのに適していない構造のため消化に負担をかけると言われています。
確かに小麦やトウモロコシは消化に悪いですが、オートミールや玄米など消化に優しい穀物もあります。
また、穀物に含まれる繊維は腸内環境を整えてくれる作用があることも分かってきています。
それよりも安価なドッグフードの穀物は、残留農薬や遺伝組み換えなどの危険が潜んでいる危険性のほうが恐いです。
添加物が不使用かどうか
ドックフードには長期保存や酸化防止のため添加物が使用されているドックフードがたくさんあります。
添加物によっては発がん性があったり、アレルギーを引き起こす原因がある物質があるので、心配な飼い主さんは無添加のドッグフードをおすすめします。
食物アレルギーを起こしにくい原材料
愛犬の中には食物性アレルギーを持っている場合もあります。
アレルギー症状が見られる場合は自己判断ではなく、動物病院でもアレルギー検査ができるのでアレルゲンを調べてもらうことが大切です。
また、アレルギーの出にくい食材としては、ラム肉、鹿肉、魚、野菜などのフードがあります。
最近では、低アレルギー性のドックフードも沢山あるので愛犬の健康管理も安心です。
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